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過労死と教育

今となってはもう昔のことだが、塾にゆうきくん(仮名)という子がいた。彼は小学六年生で、中学受験をするために、勉強一筋の毎日を強いられていた。

ゆうきくんはとてもおとなしい子で、蚊のなくような声である。たまに私に好きなゲームについて教えてくれるがわずかしか聞き取れない。そんなゆうきくんがある日、担当講師にはっきりとした声で「どうして勉強するの」と質問をした。講師からは「お母さんのため」、「勉強しないとどこも雇ってくれない、生きていけないから」などと説明していた。ゆうきくんは納得したのだろうか。その質問は、きっと大変勇気のいることだったに違いない。

私はゆうきくんに、勉強の楽しさを教えてあげるべきだった。人生一生涯勉強であり終りなんてないこと、だから私も先生とは名ばかりであり未熟であって勉強途中であること、ゆうきくんと一緒に勉強できてとても楽しいこと。でも、受験生に勉強を楽しむ余裕なんてないのだ。だから、私は心の中でゆうきくん、ごめん。と呟いた。

受験直前の冬期講習のことだった。「死ぬ気で勉強しろよ。」ゆうきくんの担当講師の熱弁が聞こえた。

ゆうきくんは、今頃はもう高校生だろうか。社会人になったら、どんな社会人になるんだろう。もう二度と勉強なんてしたくないと思うのだろうか。家族のため、生きていくため、疑問を持たずに死ぬ気で働き続けるだろうか。もし、そうなってしまったら、塾に、私に、どのくらいの責任があるのだろうか。

時間が早くたってほしいなぁ

仕事中、または授業中、「早く終わんねーかな」なんて思わないだろうか。

私はしょっちゅう(笑)

 

そんなとき、時間を早く感じる方法に時計をみないというシンプルな方法がある。

時報がなるまでとにかく時計をみない。集中して作業または授業に取組めれば尚よい。

 

どうしても見たいときは、三回みたいなと思ったら見る、という風にして、見る回数を減らす。

 

このような工夫をすると、いつの間にか「気づいたらあと一時間、ひゃっほーい」ってなりますよ(笑)

仏教における利他行について

大乗仏教には、利他の実践がある。昔から、よいことをすれば天国に、悪いことをすれば地獄にとよく言われる。私は天国も地獄も輪廻転生も信じない。比喩だと解釈している。例えば、悪口を言うと嫌がられて独りぼっちになって地獄のようだとか。
私はこの利他の実践を疑問視している。

仏陀梵天勧請を受けるまで、一人で修行していた。ある時までは五人の修行僧たちと一緒に苦行してたが、苦行を辞めて一人でやってみることにしてたのだ。そしたら悟った。だから、仏陀は悟るまで特に利他行をやってないと思われる。
羽入辰郎先生の著書『 支配と服従の倫理学』によると、オウムとナチと大日本帝国にはある共通のデマがあって、それは善行の強制だったという。
だから、私は仏教における利他行も、支配となんらかの関係があるのではと思っている。あの儒教でさえも政治のための教えだったんだから。
あとは、人には自分の人生をコントロールしたいという欲望があるから、それもあると思う。人生は理不尽がたくさんあり、行為のみでどうにかなるものではない。しかし、善行をすることで、将来幸福にしたい、つまり人生をコントロールしたいという欲求があって、それが仏教に取り入れられたかもしれない。
また、差別もあると思う。世の中は理不尽で、努力でどうにもならず負けていく人を、あの人は善行をしなかったからだ、悪行をしたからだというレッテルをはる。

それではどうすればよいかというとただただ欲望を滅するのだ、それが愛でもあるのだ。他人になにかをしてあげたいと思うのも、穢れた欲望が潜んでいるかもしれないから。この点はアリストテレスの愛の観念でも書いた。

仏教にも色々ある

仏教にも色々あって、大乗仏教とか、上座部仏教(小乗、根本)とかある。
日本では大乗が主流だか、私が好きなのは上座部である。
上座部では仏陀を信じず、拝まず、愛は滅しなくてはいけない。こうした、クールな感じが好きだ。そして、この考えは、現代の欲望を根っこにおいた消費社会とは真逆である。
昨日、私が最も親しい人物の一人と縁起について話した。縁起にも色々解釈があっておもしろい。

貧乏転じて健康に

貧乏暮らしからひねり出した自己流健康法の紹介

  1. 病院に行かなくなった

少し体調が悪いなと思ったら夜ににんにくを食べて寝る。必ず他の食品と一緒で、3片くらい。すると次の日によくなっている。
実家にいた頃はよく病院に行っていたのに、この方法で病院に行かなくなった。今行ってる病院は、歯医者で定期検診だけ。

  1. 快便になった

食費節約のために、朝しか食べない。夜は薬として梅干しかにんにくを食べる。日中にお腹がすくが、慣れれば感じなくなる。夜にどうしてもお腹がすくときは、豆乳を飲む。めいらくの赤いパッケージの飲む大豆は、コップ一杯でも満腹感がある。
夜たくさん食べようが食べまいが、朝に食べる量は変わらないのが不思議。
ダイエットいらないんじゃないか。

  1. 慢性疲労がなくなった

私は高校生の頃から慢性的な疲労で苦しんでいた。7年苦しんだ後に、ふと寝る前に梅干しを毎日食べるようにしたら治った。食べた梅干しははちみつに浸けてるやつでワンパック500円くらい。同じ時期に瞑想をするようになったからそれも関係しているかも。1日に少しの時間、何も考えない時間をつくる。

日本人という幻想

日本人は単一民族だと思われがちだが実は雑多な人種だ。
日本の土地自体が大陸から切り離された土地だし、古来大陸から多くの人々が渡来してきた。日ユ同祖論なんてものがあるくらい。
よく、少子化で日本人が滅亡するかも!?なんていわれるが、そもそも日本人なんてものは血筋でいえば名前だけなのだ。