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①虐待の乗り越え方 幻想編

今回は虐待の乗り越え方について私の経験から書いていきます。

一番肝心なのは”幻想を捨てる”です。

この世の中にはさまざまなものがあります。例えば机や椅子や家や木琴や森や学校などなど…これらは本当に存在するのでしょうか。

唯名論という考え方では、実際に存在しない、と考えます。机や、椅子や、家や、木琴や森や学校などは存在しないのです。これらは木の集まりではあっても、机、椅子、家、木琴、森、学校としては我々の頭の中でしか存在しない、つまり、私たち人間同士のお約束事にすぎないのです。それでは”木”は存在するのでしょうか。木も存在せず、酸素、水素、炭素の集合体でしかないのです。だから、お約束事を辞めてしまえば消え去ります。近所ににこにこ小学校があります。少子化によりみんなで相談してお約束事をしてにこにこ老人ホームになりました。にこにこ小学校はなくなりました。ほら、このとおり。

まだ納得できない、という方は、自然から数字の7と、直角三角形を探して私に持ってきてください。自然からですよ!紙に書いたり、文房具屋さんから三角定規を買ってはだめです。何を言いたいかというと、数字の7も直角三角形も、人間の頭の中で決め、作り出したお約束事だということです。

それでは、"家族"、"人権"なんてものはこの世にあるのでしょうか。自然から持ってください!どうでしょう?これも私たち人間のお約束事であり、自然に存在しないんです。"約束を辞めた"ら一瞬で消え去るんです!

 

参考文献 竹村牧男 「入門 哲学としての仏教」 講談社、2009年。 

 

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