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②仏教での愛の観念

仏教にもいろいろあって、上座部仏教大乗仏教などなどいろいろあります。なので、所属している教派によって意見はかなり異なります。たとえば生き物が生まれ変わるという輪廻転生に関しては、信じている人もいれば信じていない人もいます。

私が今回ご紹介するのは、私がいろいろ調べた中で私がいいなと思っている仏教での愛の観念です。

仏教の開祖はゴーダマ・シッダールタ、ブッダです。日本ではお釈迦様とか仏様とかいわれています。

そんなブッダがある偉大な発見をしました。

それは、人生は苦しみであること、苦しみには原因があり、その原因とは愛であること、苦しみを断つために愛を滅することであるという発見です(四諦)。

愛、すなわち煩悩を消すことで涅槃(ニルバーニャ)へと至ることができます。

愛をどのように吹き消せばいいのかに関しては八正道で検索すれば知ることができます。

これを初めて知った人はびっくりするかと思います。だって、テレビのCMや映画や、何らかの活動のキャッチフレーズは、愛こそ幸福だ、愛が人類を救う、ですから。

ブッダが指している滅すべき愛とは欲望による愛、所有欲、執着、すなわち煩悩のことです。これによると、所有欲や執着からくる愛は例え親子間、家族間においても煩悩であることになります。母親が子を思う気持ちも思い方によっては煩悩です。ですから、「愛しているから私の気持ちをわかってくれ、もしくはこうしてくれ」とか「私は誰からも愛されていないから幸福じゃない」と考えるのはかなり早合点ですし、苦しみの元です。

それではどんな愛ならいいのかといえば、慈悲、慈愛、つまり無条件の愛ということになります。親子関係に限定して例えれば、たとえ100点とらなくても、言うことを聞かなくても、かわいい顔じゃなくても、性格があわなくても、考え方が違っていても無条件でその子を愛するということになります。例えその子が自分のものでなくなっても、もう二度度自分のもとに帰ってこなくてもその子を愛するということです。そして、仏教では執着から離れて煩悩を吹き消すというわけですから、その子だけという執着から離れて、全ての子ども、全ての人、すべての生き物にたいして同じように愛するということです。なので、もしある母親もしくは父親が「この子だけは守り抜く」と言っている場合、それが母子ともに苦しみの元になってしまう可能性もあります。

 

こうした仏教での愛の観念や慈悲に関してはたくさんの様々な意見がありますので、いろいろ見てみるのがいいと思います。