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2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

満員電車

今朝の満員電車はいつもより増して混んでいた。たまたま飛び乗った電車が女性専用車だったのだが、鮨詰め状態で、まるで人間のための箱ではなかった。そんな電車に乗って考えた。私は電車という箱に詰められて、各会社に納品されているんだ。とてつもなく大…

日本という国が機能不全

アダルトチルドレンの考え方では、家族が機能不全だとアダルトチルドレンとなると考える。 機能不全な家族が存在するには、機能完全な家族が存在しなくてはならない。そんな機能完全な家族なんて存在するのか。機能完全な家族の定義はあるのか。 自殺大国日…

④生物学的、心理学的、社会学的、

生物学的、心理学的、社会学的な母性について紹介しました。 これらをまとめて私の考えでは、母性という概念の「無限性」が、多くの苦しみをうんでいるのではないかと思います。 例えば、お母さんの立場の場合、子どもの食事について、お友達について、健康…

③無限

さて、母性とは、生物学では生殖的な機能、心理学では養育行動、社会学では文化的に作られたもの、とみてよさそうです(母性は学術的用語じゃない!念のため)。 私は母性がないんじゃ?という悩みを持つお母さんが多いそうですが、 おなかが大きくなったん…

②無限、完全という概念―生物学・心理学・社会学の母性概念―

生物学では、母性はかなり限定的に捉えられています。 お母さんが妊娠すると、おなかが大きくなったり、脳内にオキシトシンという物質が分泌されます。こうした生殖に関する体の変化が生物学でいう母性のようです。 心理学でも、素朴な感じで捉えられてます…

子どもが将来の夢を強制されない社会へ

人は観念に支配されている。特に、みんながもっている観念=共同幻想に支配されている。共同幻想とは、例えば、母親とは全てを犠牲にして子どもに尽くさないといけない、などの固定観念である。日本社会にはこうした母性神話が前提でシステムができているので…

善とはなにか、ツー

アリストテレスによると、善とはさまざまあって、人によりことなる。 そして、自分にとって良いことをしても、相手にとっては大惨事であることもある。 よく宗教では良いことをしなさい、というが、自分にとって良いことをしたら相手にとっても良かったなん…

善とは何か

アリストテレスによれば、万物は善を希求しているという。善にもさまざまあって、ほとんどが、善のように見えるものだという。善には、手段となるものと目的となるものがある。手段と目的の連鎖をたどった果ての最終的な目的が幸福である。(アリストテレス、…

自分のために備忘録、やる気スイッチは自分しか押せない

やる気を出す最善と思われる方法に、はじめる、というのがある。いやだなーと思っていないではじめちゃえば気分ものってくる、というものです。最近の脳科学でも、ヒトの気持ちは身体ベースだといわれていて、行動を変えると心も連動して変わってくる、とい…

いのちの電話の説明会に参加した話

私は自分が死にたくて仕方がない気持ちから、同じような人の役に立ちたいと考えいのちの電話に応募した。 いのちの電話の応対者になるには10万ちょっとのお金がかかる。学費を自分で払っている身としては超大金である。その説明会ではそのお金の使い道etc…

アダルトチルドレンの宗教性

前回の記事で、オウム真理教との共通点について述べた。今回もまた、アダルトチルドレンの宗教性について書く。 私がアダルトチルドレンだったとき、この考え教えの素晴らしさをほかの人に教えたくなった。当時塾講師のバイトをしていたもんだから、生徒に「…

解脱と卒業 アダルトチルドレンと宗教性

オウム真理教の目指したことの一つに解脱がある。 解脱するためにはいくつかのステップがあって、そのステップごとに正悟師、正大師と階級が上がっていく。信者たちは正大師や教祖のシャクティパットやワークなどの多額のお金をかけてヒーリングや面談を通し…

あるカウンセラーが腕がいいかなんてどうやって見分ける?

1.値段 カウンセラーの腕によって金額が高くなると思ってしまう人は多いかもしれない。化粧品でさえ、高ければ高いほどよく売れる、つまりよく効くと思い込ませるという。これは、本当に品質がいいかというよりは、効きそうだというイメージにお金を払って…

ブログの紹介

ここ数年悩んでいること。 心理学といっても、結局は宗教のような様相なんじゃないのかなってこと。 私は今まで、アダルトチルドレンのための臨床心理士によるカウンセリング、大学でやっている西洋式のカウンセリング、日本式の内観法、真言宗の坊様の相談…

見た目について

家族に恵まれなかった人、特に女性で母親からの妬みを受けたらしい人は男の子のように育てられ、おしゃれを学べずに成人してしまうという。かくいう私も、普通にやれるために身なりには大変気を使っている。とはいってもレベルが低くて、恥ずかしいが。 そし…

人間関係の築き方

アダルトチルドレンの思想を捨てた私は独学で仏教を勉強した。そんな知識を元に今は人間関係がとてもよく、自分でいうのも恥ずかしいが、職場では歓待されるくらいになった。いろいろな人から、あなたがいて本当に嬉しいと言われる。しかし死にたい気持ちは…

はた迷惑なアダルトチルドレン

私は元アダルトチルドレンである。そしてアダルトチルドレン時代に考えたこと。それは…アダルトチルドレンって超迷惑な存在なんじゃないかということ 自分が愛されるのは当然である 両親は愛してくれなかった だから両親の代わりの誰かが自分を愛するべきで…

学歴社会 中卒でも働ける社会へ

募集職種:レジ 応募資格:高卒以上 時給:800円私はこうした募集に常々疑問を感じている。なぜ、専門職でない単純な仕事に学歴を求めているのか。高校を出てなくても、勤まるのではないかと。 私の知人は普通の家庭で育ったかどうかを選別しているのではないか…

親の役割について

親の役割とはなんだろうか。人によって様々だが、今回は私の持論を述べる。 衣食住を満たすこと 私は親の役割はこれがほとんどだと思う。 あいさつ、あんぜん、あとしまつ これは私の母校にあったさんあうんどう。おはよう、いただきます、いってらっしゃい…

内観技法とアダルトチルドレンのカウンセリング

内観法について内観とは、日本生まれの技法である。 主に母親を中心に していただいたこと 迷惑をかけたこと してあげたこと を思いだし、面接者に話す。内観が終わったあと、いかに自分が母親を中心とした人々から愛されていたか感涙するのが典型である。こ…

欲望社会と愛

欲望社会と愛 愛にも色々種類がある。古代ギリシアではフィリアという概念が、キリスト教ではアガペーという概念がある。これらも愛と訳されるが、それぞれ違う。 現在の経済は欲望をもとにまわっている。現代日本の愛もまた欲望がもとになって出来上がった…

奪う親

アダルトチルドレンや毒親系のほんによくでてくる搾取する親・奪う親について。奪う親は自覚がない 奪う親は、自覚して子どもから機会、愛、物etcを奪っているわけではない。ただ単に、欲望を発露させただけだ。 例えば、進学したい娘と、進学させたくない親…

資本主義社会

私が”資本主義社会”という言葉を意識するようになったのは、そう、中学生の時のこと。 私の担任の先生は言った。「あなたの両親は貧しい。だからあなたの夢は叶わない。資本主義社会なんだ、わかるだろう。」 なんてひどい言葉なんだろう。でも、いまから思…

”私”とは何か②

自分が何者かわからないのは、人と人との関係性が弱いから。 私は誰かを決めるのは人と人との関係性であって確固たる私があるわけではない。

"私"とは何か①

二か月前に私は”消えたい”という消極的な記事を書いた。 それは今も同じでへとへとに疲れると特急列車に突っ込みたくなる。 そんな状態だが、この二か月で少しは好転した。 それは固定した”私”がなくてもとりあえずは生きていけるじゃんか、ということに気が…