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自己責任のルール

若者A:親のせいで大学に行けなかった

団塊:お前の努力不足だろ。人のせいにするな。

→やや納得

 

若者B:経済的な理由で大学に行けなかった(事実を述べただけ)

団塊:お前の努力不足だろ。人のせいにするな。

→納得できない

 

若者C:親のせいでうつ病になった

団塊:お前の努力不足だろ。人のせいにするな。

→やや納得

 

若者D:親との関係性が悪くうつ病になった(事実を述べただけ)

団塊お前の努力不足だろ。人のせいにするな。

→納得できない

 

若者E:景気が悪いからフリーターになった

団塊:お前の努力不足だろ。人のせいにするな。

→やや納得

 

若者F:就職氷河期だったため就職できず、フリーターになった(事実を述べただけ)

団塊:お前の努力不足だろ。人のせいにするな。

→納得できない

 

自己責任に、誰かのせいにしてはいけないのと同時に、誰にも、誰かの努力不足を糾弾できないっていう前提があったらいいのに。

誰しもが違う背景を生きているわけだから、それを平均値で断罪するなんて酷だ。みんながみんな高度経済成長期の中で中流家庭に生まれたわけじゃないんだから。

こういうルールがあったらいいのに。