仏教における利他行について
大乗仏教には、利他の実践がある。昔から、よいことをすれば天国に、悪いことをすれば地獄にとよく言われる。私は天国も地獄も輪廻転生も信じない。比喩だと解釈している。例えば、悪口を言うと嫌がられて独りぼっちになって地獄のようだとか。
私はこの利他の実践を疑問視している。
仏陀は 梵天勧請を受けるまで、一人で修行していた。ある時までは五人の修行僧たちと一緒に苦行してたが、苦行を辞めて一人でやってみることにしてたのだ。そしたら悟った。だから、仏陀は悟るまで特に利他行をやってないと思われる。
羽入辰郎先生の著書『 支配と服従の倫理学』によると、オウムとナチと大日本帝国にはある共通のデマがあって、それは善行の強制だったという。
だから、私は仏教における利他行も、支配となんらかの関係があるのではと思っている。あの儒教でさえも政治のための教えだったんだから。
あとは、人には自分の人生をコントロールしたいという欲望があるから、それもあると思う。人生は理不尽がたくさんあり、行為のみでどうにかなるものではない。しかし、善行をすることで、将来幸福にしたい、つまり人生をコントロールしたいという欲求があって、それが仏教に取り入れられたかもしれない。
また、差別もあると思う。世の中は理不尽で、努力でどうにもならず負けていく人を、あの人は善行をしなかったからだ、悪行をしたからだというレッテルをはる。
それではどうすればよいかというとただただ欲望を滅するのだ、それが愛でもあるのだ。他人になにかをしてあげたいと思うのも、穢れた欲望が潜んでいるかもしれないから。この点はアリストテレスの愛の観念でも書いた。
貧乏転じて健康に
貧乏暮らしからひねり出した自己流健康法の紹介
- 病院に行かなくなった
少し体調が悪いなと思ったら夜ににんにくを食べて寝る。必ず他の食品と一緒で、3片くらい。すると次の日によくなっている。
実家にいた頃はよく病院に行っていたのに、この方法で病院に行かなくなった。今行ってる病院は、歯医者で定期検診だけ。
- 快便になった
食費節約のために、朝しか食べない。夜は薬として梅干しかにんにくを食べる。日中にお腹がすくが、慣れれば感じなくなる。夜にどうしてもお腹がすくときは、豆乳を飲む。めいらくの赤いパッケージの飲む大豆は、コップ一杯でも満腹感がある。
夜たくさん食べようが食べまいが、朝に食べる量は変わらないのが不思議。
ダイエットいらないんじゃないか。
- 慢性疲労がなくなった
私は高校生の頃から慢性的な疲労で苦しんでいた。7年苦しんだ後に、ふと寝る前に梅干しを毎日食べるようにしたら治った。食べた梅干しははちみつに浸けてるやつでワンパック500円くらい。同じ時期に瞑想をするようになったからそれも関係しているかも。1日に少しの時間、何も考えない時間をつくる。
ただ欲望が発露され、金だけが流れていく
欲望によってただお金が流れていく世界。
そんな世界ならいっそのこと…。
例えば、美容院。トリートメントって髪をいためていくのって知ってた?トリートメントは、髪本来の質を改善するんじゃないんだよ。髪の表面をコーティングしていてよくみせてるだけ。いつかはそのコーティングが剥がれるわけだけど、その際にはどんどん傷んでいくんだよ。
例えば、塾。通っている子どもはほとんどが成績上がらないって知ってた?上がったとしてもほぼマグレなんだよ。ごく一部本当の意味で上がる子もいるけど、それは塾じゃなくてその子の努力なんだよ。塾は子どもの教育の場じゃなくて、親の欲望を叶えるところなんだよ。
効果がないのに、効果があるように感じさせる。そこには、欲望が発露され、ただ金が流れていくしかない。